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自画自計
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神様のバカ
両手を背中で結んで 夜風を独り占めする様に 一歩先を進む君 結んだ指は祈りにも似て 君は無邪気に何かを願っているようで 君は気付いているかい 「これって運命かな」って真顔になったり 「神様のバカ」って微笑んでみたりするね まるで友達みたいに神様とお話しするんだね ...
yuji
12 分前読了時間: 1分
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夢と知りながら
空が広いことは知っている 空の広さを感じる場面はそんなになくて 空に虹が架かるのも知ってる 虹を掴むような高台に上ったことはなくて 僕が向かう毎日は 誰かが作った毎日 夢のままの夢でいい 夢を描いていたいんだ 喉の渇きを知っている...
yuji
6 日前読了時間: 1分
閲覧数:28回
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Never ever
もう何度目だろう こみ上げた微熱 確かな胸の鼓動 波音しか見えない海へと向かった 感じる心を見るために もう何度目だろう 変わらない朝 変わらない景色 少しの微笑と少しの溜息を織り交ぜ 変わらない夜を迎える もう何度目だろう 何度も誓った 何度もつぶやいた...
yuji
4月18日読了時間: 1分
閲覧数:36回
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Theory(セオリー)
ダイアモンドが石ころの様に落ちていたら 美しいと感じて拾い集めただろうか 僕が僕であると感じるは孤独の中だけなのか 君にあこがれる僕は僕のままでいられるのか 学者が残した幸福への書物は 分厚い顔をして本棚の隅へ 本能と欲求にあらがえぬ僕らは...
yuji
4月15日読了時間: 1分
閲覧数:33回
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いつからか
いつからか朝は珈琲を飲むようになった いつからかとりあえず携帯を覗くようになった いつからの前は何を飲んで何を見ていたのか 情報が点滅しながら僕を待ち伏せしている おとしめる誘惑なのか希望への導きなのか 胸の想いを置き去りに 駆け引きばかりが迫ってくる...
yuji
4月10日読了時間: 1分
閲覧数:30回
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待ち合わせ
3日後に映画を見に行くって話になったんだ バス停で落ち合うってことに決めたんだ もうなんだか満たされていく 未来を決めたようで 未来が待っているようで 占い師のそれよりも確かな未来を見たようで 少し早めに行こうかとか ちょっと遅れてみせようか...
yuji
4月8日読了時間: 1分
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恋愛進行
みんな上手に恋してる 「電話しても大丈夫?」って文字打ちして お行儀良く左右を確認して青信号を恋愛進行 みんな画面を覗きこんで 誰とどこでなにしてるって探してる まるで履歴書見られて一次審査 最近、ロマンスが物足りなくて トレンディードラマのような続きがほしくって...
yuji
4月1日読了時間: 1分
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本当の敗北を知らずに勝利だけを求めていた
人並みに生きてきたとは思うけど 夢見た未来を歩けてるとは思えなくて 身の丈に合ったものを選んできたけど いつもどこか他人をうらやんできた 告白もせずに恋の続きを夢見るような やり場のない思いが募る日々で あの日 交差点のど真ん中で動けなくなった...
yuji
3月29日読了時間: 1分
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おとぎばなし
世間に黙って何度だって 自分を裏切ってきたさ こんな自分におとぎ話は 降りてこないよね それでも今度こそはと つぶやく私はずるいですか 正しき者が悪き者を いさめると語り継がれてきた 最近じゃ勝者が正義で 敗者が悪だと言われる始末 それでも今後こそはと...
yuji
3月25日読了時間: 1分
閲覧数:25回
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トップシークレット
昨日まで秘密にしてたこと 秘密が秘密のままでいれなくなった日 僕だけの秘密が二人だけの秘密へと変わっていく 私のどこが好きと尋ねる君 答えを用意できずに「全部」と答える僕 照れながら微笑む君の横顔 恋のやり取りに正解はいらなくて ...
yuji
3月19日読了時間: 1分
閲覧数:28回
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出口
やなことがいくつか続いた なんだか逃げ出したくなる 逃げる勇気もないけど 今日が終われば違う明日が来る それも違う気がする 今日は少しいいことがあった なんだかやり切れた気がする 明日もうまくやれそうな気がする それは都合のいい思い込み。...
yuji
3月16日読了時間: 1分
閲覧数:23回
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心の温度
朝のつんとした寒さがゆるみ始めた それでも毛布に身を包み冬の真似事 冷たい朝が少し恋しくなった だって、冷たい私の体の中に 柔らかな心の温度を感じれたから そこに心があるって感じれるから 朝ね、温かいミルクコーヒーを飲むの 体を温める為じゃないの お花に水をあげるように...
yuji
3月14日読了時間: 1分
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voice(ブォイス)
勇気なのか、神様のいたずらなのか 未来を変えたくなった 誰に言われたのか、いつ信じたのか 未来は一つだけだと思ってた 見えている物はそんなに変わらない ただスローモーションのように 見え始めた景色 気付いたんだ 音にならない口先で 何かを確かめ始めたって ...
yuji
3月12日読了時間: 1分
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言葉よ、どこへ行く
携帯電話と呼ばれた時代 吐息と温もりらしきを混ぜ込んで 声で繋がれることに人々は歓喜した スマフォと呼ばれる時代 文字と映像だけで繋がる時代へ 創られた吐息に夢中になってる 言葉は人を殺すなんて呼ばれる時代になった。 でも人は繋がっていたい生き物...
yuji
3月7日読了時間: 1分
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偉い人たちへ
昔の偉い人たちがあるべき姿 幸福について伝えてきたけど 見てごらん今の世の中を 戦争や犯罪 野心や欲望にいまだ満ちてる 知ってて知らないふりばかり 正しさってそんなに辛くて生きづらいの 僕もその一人だけどね。 欲望に満ちたほうが楽に生きられるのかな...
yuji
3月3日読了時間: 1分
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Parallel(パラレル)
忙しさで自分の事を忘れていた 愛や夢を置き去りにして 進んでいるようで落ちていく今日 延長戦を何度繰り返しても 代わり映えしない日々達が 僕を振り出しへと連れ戻す あの日こみ上げた体温は 僕を突き動かせずにくすぶっているのか すぐそばにあるはずなのに 確かめられずにいる ...
yuji
2月28日読了時間: 1分
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恋のあとがき
始めるつもりも見つけたつもりもないけど 治りかけの傷口が開いたような 心地よい揺れに身を委ねていたのに 人波のざわつきとアナウンスで 確かめもせず飛び出したプラットフォームのような 始めてしまったその恋は 分厚い小説のどのあたりか 解読不明のミステリーなのか ...
yuji
2月25日読了時間: 1分
閲覧数:40回
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アイデンティティ
僕は何者でもない。僕はまだ僕ではない 通勤電車の中では押されぬよう押さぬよう肩を狭める多くの一人 交差点をこちらと向こうから渡るこちらの中の一人 映画のワンシーンで歩道をただ歩く群衆A。その程度だ 誰かではない僕でありたい 誰かの目に止まるそんな僕でありたい...
yuji
2月20日読了時間: 1分
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今
ソファーに隙間を埋めるように腰かけてる。 少し強めにブランケットで身を包む。 くすめた肩先をほぐしたくて 右にはミルクコーヒー。 夜と朝の狭間を彷徨いたくて カーテンを半分だけ開けている。 重めの曇り空のした無音の景色。 心はどこへと向かう訳でもなく ただここに僕がいる。...
yuji
2月17日読了時間: 1分
閲覧数:17回
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恋は突然に
恋をしたことがあるかいって聞かれれば あるにはあるさ でもいつも不器用で思い通りに動けない 動いてるんじゃない、いつもの僕じゃない僕に操られてる感じ 恋は苦手だな、「今は恋愛はいいかな」なんて 言う人がいるけど、恋しようと思って恋している人いるの?...
yuji
2月15日読了時間: 1分
閲覧数:15回
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