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自画自計

散文歌


神様のバカ
両手を背中で結んで 夜風を独り占めする様に 一歩先を進む君 結んだ指は祈りにも似て 君は無邪気に何かを願っているようで 君は気付いているかい 「これって運命かな」って真顔になったり 「神様のバカ」って微笑んでみたりするね まるで友達みたいに神様とお話しするんだね ...
yuji
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夢と知りながら
空が広いことは知っている 空の広さを感じる場面はそんなになくて 空に虹が架かるのも知ってる 虹を掴むような高台に上ったことはなくて 僕が向かう毎日は 誰かが作った毎日 夢のままの夢でいい 夢を描いていたいんだ 喉の渇きを知っている...
yuji
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Never ever
もう何度目だろう こみ上げた微熱 確かな胸の鼓動 波音しか見えない海へと向かった 感じる心を見るために もう何度目だろう 変わらない朝 変わらない景色 少しの微笑と少しの溜息を織り交ぜ 変わらない夜を迎える もう何度目だろう 何度も誓った 何度もつぶやいた...
yuji
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