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自画自計

散文歌


預言者
夢に割り込むように 二度と来ない今日がせかしてくる 毛布の中が心地よくて 大衆の中から抜け出せなくて 現実って音がやかましくて イヤフォンでキャンセル 断れない未来が 契約書を突き付けて胸の奥で鳴っている 画面越しの占いが 最高の一日だって言うけれど 俺の未来は俺で当てれそうで 平凡て書けば当たりでしょ 占い師が 占い師の未来を予言するような日々で 今日の終わりに感じる 俺の気持ちが透けてくる 明日が来ないと言ったら 嘘みたいな今夜を選べそうで 明日が来ないと言ったら ペテン師の顔で明日を探しそうで 今夜が終わるその前に 「まさかね」って言わせてみようか
yuji
17 時間前


恋/愛
電話越しに聞こえてくる 君のおはよう 起きかけの夢の前で 君の温もりを感じて 贅沢な朝でしょって 君の微笑む声 置時計が時を忘れて 呆れてる ここが恋で ここからを愛で 君が遅れて来る 膨れて見せるけど 賢い猫の素振りで 腕にしがみつく 反則なんだけど 正解な気がして 甘いだけの恋を 疑う暇もなくて これも恋で どうすれば愛で 寂しさの雨が 僕らを試す日も来る 愛の折り傘を ちゃんと預けておきたい 今はまだ 恋ときどき愛だけど
yuji
1月7日


ただの夢さ
ただの夢さ 見るだけの夢さ 身代わりにもならない 過去の秘密 差し出す価値もない 僕の叫び ただの愛さ 使いきれない愛さ 君の温度を包む毛布で 僕をだまして それでも君の笑顔で 僕を生きている ただのカギさ 君と僕だけのカギさ キーホルダーみたいな 音を立てながら 二人なら開ける扉がある どんな時代でも もう僕と君は ただの僕と君には戻れない
yuji
2025年12月30日


僕は君の最後の恋
きみは何してたのって 聞くけれど 君の事を考えてた なんて言えなくて 君が望むなら この真夜中を 息を切らして 駆けつけたいのに 平行線をたどる 僕の言葉は 白紙の様な今日を めくるだけで もう何度目の恋なんだろう ――― これが最後の恋だとしたら 僕は君を選ぶだろうか 君は僕を選ぶだろうか そんな問いかけはずるいだろうか それでも 僕は君の最後の恋になりたいんだ
yuji
2025年12月24日


予熱
幸せの方程式があるらしい 解読した頃には 人生が閉じちゃいそうな 分厚い本の中に 幸せはすぐ側にあるんだなんて そんな結末はやめてくれないか これから 探しに行くとこなのに 今日、誰かの幸せを見たかい それはどんな色を どんな形をしてたかい 世界に平和な場所はあるかい そして平和な人は 平和な顔はどんなだい オーブントースターがオレンジ色に火照る バターが嬉しそうに溶けていく 焦らされて 焦がされて 幸せの鐘がなる そんな恋がいいな 心のダイヤルを君との待ち合わせ場所にセットする
yuji
2025年12月17日


本音
寂しさの訳は 分かっている 涙のしまい方が 分からなくて 抱かれるように 抱きしめたい 僕をだまさず 心だけをだますように 抱きしめるように 抱かれてほしい 隠し事を隠すように 部屋の灯りを閉じて 夜の次は朝だって 分かっている 夜の越え方が 分からなくて 抱かれるように 抱きしめたい 好きの言葉なら いつでも使えるけど 抱きしめるように 抱かれてほしい 君の口づけで 本音を隠してほしい 罪の温もりなのか 優しさの温度なのか 僕も君も 抱かれるように 抱きしめて 抱きしめるように 抱かれてほしい
yuji
2025年12月13日
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